道徳の伝記教材の作り方について思ったこと (中小研の研究大会に参加して)

  • 2011.11.09 Wednesday
  • 20:35
今日は、中小研の発表大会の日。道徳の部会に参加した。一昨年まで道徳部会に所属し、研究幹事を長い間させていただいていたので、その間には、いくつかの大会で貴重提案をさせていただいたり、研究推進の提案をして研究部と会場校の連携をとりながら研究をすすめるということに携わってきた。諸事情から、昨年から道徳部を外れていて、一緒にやってきた方々には申し訳ないという思いを持ちながらも、外部から、静かに見守っていこうという立場になっている。
今回、研究部と会場校の研究を合わせての研究発表会が開催されるにあたり、研究体制がどうなのかな、そのなかでどんな経緯があって、どんな内容が提案されるのかなと興味深く思って参加させたいただいた。
いくつかの視点で思ったことはあるけれど、表題にあるような、伝記教材の作成について、思ったことを書いてみることにする。
会場校は、北条小学校。ざっと全クラスも拝見したが、主に一学級に焦点を絞って参観させていただいた。
地域には、砂丘に水を引いた先人の話が伝わっている。これを教材化された。ちなみに、授業者は自分の大学時代の唯一の研究室仲間である。指導助言者は先輩。こんな面白い組み合わせも珍しい。気持ちでは、エールを送りながら、参加した。

地域の先人を教材化された。かなりご苦労なさったことと思う。本時の授業に合わせて作り込むことと、人物の魅力を伝えることの間で苦労されたことだろう。研究部の先生方といっしょになって教材開発された経緯もお聞きできた。そういう経緯が貴重だと思う。

質問した。
授業の中心発問に対して答えられる資料がよいのか、それとも人物の生き方そのものを味わえる資料がよいのか、そのさじ加減をどうされたのか。
会場に対しての問題提起でもあったのだが、授業者は、45分の授業で使える教材を作成したと答えられた。しかしその後の、意見交換で、それだけではなく、先人の背景や経緯についての要素について、授業者の先生のこだわりやこれだけは落とせないという要素を残して、資料を作成されたとのこと。聞いて、納得できた。

郷土開発の先人の資料においては、がんばっただけではなく、その人物が育ってきた経緯から、成功に導くための要素が読み取れることが多い。若い頃に勉強をしていた。知識もあった。どうすれば物事が進むのか、だれに聞いたら物事が進むのかを知っていた。などなど。それに加えて、苦境に立ったときにがんばれる心があったこと。もちろん、苦境において悩むこともあった。しかしそれを乗り越えられたのは、願いや強い思い、そして周りの協力や願い、それらはもちろんだろうが、それに加えて、本人がそれまで培ってきたものに起因する自信ではないかと思う。
それまでの経験から自信や見通しを持つことができるからこそ、苦境に立ったときにも踏ん張れるのではないだろうか。
そのような、人物の読み取りをしながら、児童自信が夢に向かって行くときに、こんな経緯をとっていけば、将来向かえるかもしれない踏ん張るべき時期にも、踏ん張れるのではないかという見通しを持たせることが大事なのではないかなと、改めて考えさせられた。

最近、ジョブスの伝記を読んでいる。
これが面白いんだなあ。
幼少期のいきさつから書いてあり、それらが見事に大きな仕事を成し遂げた姿につながっている。
ある意味、かなり変わった人物である。だからこそ成し遂げられたことであろう。
それらの経緯が面白い。
人物丸ごとが面白いのである。

伝記って、面白い。
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